すぐ転職か、少し休んでから転職するか?
すぐに転職がおすすめの場合
・転職したい職場にタイミングよく求人が出た
・収入を全く落とさずに転職したい
・雇用主が市町村など採用試験が年に一回などチャンスが少ない。
・専門学校、大学教員の募集は新設をのぞき、欠員がでないと募集されない。
などが挙げられます。
公務員系(市町村が雇用主)の場合は、年齢が30歳まで、など年齢制限があり、夏から秋にかけての採用試験なので、早めの準備が必要です。
増員しない限り、職員が退職しないと募集しないため、病院や施設のHPの求人・地方で発行される広報をこまめにチェックすることをお勧めします。
すぐに転職する場合は、有給消化を使って早めに休みをとれば、旅行や長期で開催している研修会に参加するなど、有意義に時間を活用できればリフレッシュできます。
有給が取りにくい職場は早めに退職の意向を伝え、調整してもらうと良いでしょう。
転職までの間、お仕事をお休みしたい場合 失業給付で収入を得る!
・じっくり休んで考えてから、ぴったりのところに就職したい
・収入が2~3か月無くても問題ない
・異業種への転職を考えている
皆さんは退職後、転職先が決まらない場合は、一定の条件を満たせば、雇用保険の受給が出来ることをご存じでしょうか?
一般的には失業保険と言われる給付で、収入を国がサポートしてくれる制度です。
ざっくりと説明すると、雇用保険に一年加入して勤務した上で、退職時にハローワークに申請すれば受給可能です。
インターネット検索で、雇用保険の受給に関する説明はたくさん見つかります。
「雇用保険」「受給方法」「失業保険」「ハローワーク」などとキーワードいれると良いでしょう。
雇用保険【失業給付】受給の注意点
・受給するには一定期間【2〜3ヶ月】かかる。
その間は無給になりますが、週20時間以内であればアルバイトや自営業が可能です。
この期間は就労しても受給額が減額されることはありません。
収入が途絶えないように、退職前に派遣登録やアルバイトを探しておくと安心です。
注意点はハローワークへ申請後1週間は待機期間と言われ、一切の労働はしてはいけません。
・受給中は就職活動が必要。
月2回の就職活動をする。
ハローワークでの窓口相談、就職相談会への参加、職業訓練校の説明会も活動に含みます。
私の経験上、窓口相談はとても親切な対応でした。
・受給開始してからもアルバイトができる。
4時間以上の勤務の方がコスパが良いです。
働いた分はその月の受給額が減額になりますが、働いた日数分だけ、繰り越され受給期間が伸びていきます。
・起業準備も認められる。
退職後に、起業したい方もハローワークへ申請をきちんとすれば、雇用保険を受給できます。
起業準備として活動したら、その月の受給額が減額となります。
受給が終了するタイミングは職業によって異なります。
ハローワークの受給係に相談すると良いでしょう。
・職業訓練校を利用できる。
異業界への転職を検討している方は、おすすめです。
リハビリ職は専門的な職業のため、異業種への転職が難しい印象があります。もし、異業界への転職ならリハビリ特有の、コミュニケーション能力を活かしての営業もおすすめです。
それ以外にチャレンジしてみたいかたは、職業訓練校でしっかり勉強すれば、知識や技術が身につくので安心です。
また、ジョブカードに訓練校の履歴が記載できるので、企業へアピールする事ができます。
職業訓練校に通学できる要件は、雇用保険の受給期間が⅔残っている場合です。
私の住んでいる県(関東地方)では、下記の講習が受けられます。
こんなにたくさん選べますよ!
・経理・総務関係
・MOS
・WEBデザイナー
・介護福祉士
・OA事務科
・介護職員初任者養成科
・ファイナンシャル・プランナー
・医療クラーク
・ビジネスパソコン・Web基礎科
・機械技術科
・電気技術科
・ 溶接技術科
・溶接エキスパート科
・ 機械技術科
・住まいづくり科
・ 塗装システム科
・自動車整備科
・機械技術科
・電気技術科
・ 自動整備科
・CADシステム科
・ 溶接技術科
・電工テクノサポート科
・ CADものづくりサポート科 (女性向けコース)
・ CAD/NC技術科
・ スマート制御システム科
・CAD/NC技術科
・ スマート制御システム科
皆さんのお住いの地域で実施されているコースを探す際は、「職業訓練校」「ハローワーク」「〇〇県」などのキーワードで検索してください。
中には2年間学校に通うコースや1年間で春のみ募集をするコースもあります。
退職前に、訓練校の内容と募集開始の時期をホームページで確認するといいでしょう。
職業訓練校は退職前でも申し込みが可能です。
人気のコースは競争があり、さらに面接により合格した方のみ受講ができます。逆に募集定員を割った場合には開催しない時もあるので注意が必要です。
次回は、求人サイトやエージェント登録とリハビリ職の転職先について紹介します。